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このオスが彼氏だろう。「さくらの蜜はホントおいしいよ。花粉でまっ黄黄になるけどね。」 |
この解放区はピーサンのテリトリーに決まっている。彼が若い頃は一日中、窓から外を見張り他のヒヨドリは寄せつけなかった。この頃は余裕が出たというか「まあいいだろう」と許しているが、オスと顔を会わせると追い払うと言うより相手が遠慮して逃げ出す。昨日テーブルにいる時に窓にメスのヒヨドリが現われた。ピーサンはちらりと視界に入れると一瞬とまどいの表情をする。「よそのかみさんか!…女を張り倒す訳にもいかないし…」明らかにとまどいの表情をする。野次馬のモグは「ねえ、ねえどうするのさ!」と興味深そうに見ている。結局「見なかったことにする」そうね、それが一番いいかもね。鳥の世界では女は強いのだ、彼女は堂々と腹一杯パンを食べジュースをたっぷり飲んでゆっくり帰っていった。ここではヒヨドリはピーサン夫婦と若い2組の夫婦で6羽も来る。子供が産まれる頃は大騒ぎだろうな〜。 |
▼「見なかったことにしよう」モグ「なーんだ」
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