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  9  5/4 雨。ピーサンがテーブルの上に来るので、すずめた達も来るようになった。ピーサンは彼女とうまくいっていると思う。彼女P4は窓の外のジュースを飲みに来るが、部屋を覗いて「こんなに人間を信用していいの?」という感じで中には入ってこない。P4はピーサンがどこかから連れてきた鳥だから知らないだろうが、僕はこの辺りの鳥たちには信頼されているらしいよ?。体の弱ったすずめの母さんが小すずめの「ホンペ」をお願いしますと託していったのが始まりなのだが、すずめ達は何千年も人間と共に生きていて、人間を観察しているようだ。山奥の廃村ではすずめの姿は見かけない。ダム建設などで村びとが追い出されると、すずめ達もいなくなる。人間と共に生きている鳥だと思う。廃村になると農作物が無くなり巣を作る家も無くなるからだだけではないのではないか。たぶん人間が好きなのかも知れない。
 通勤の途中で 何度かすずめの遺骸を見つけことがある、寒さで凍えたのか、事故なのか分からないが、そのままにはできないので、せめて土に返してやろうと公園に埋めた。それもできない場所では勝手によその家の花壇にそっとおいて来たこともある。
 「思い込みだよ。餌が欲しくて来るだけだよ」 と言われたことがある、そうかも知れないなとも思う。でも、パンを買い忘れた日「今日はなんにもないの?」と見つめられると「餌が欲しくて来るだけでいいさ、元気な姿を見せてくれれば」すずめはあの母さんから孫の世代だし、ひよどりは子どもを旅立たせるので、ここはピーサンの縄張り。


ピーサンはいいな、いいな。僕たちも テーブルまで行ってもいいのかな

も、叱られないかい?

じゃあ、いただきま〜す。


はやっ!。高速シャッターでもブレてしまった。
 


5/15  すずめ達「ロクベエ」の内2羽は繁殖活動中らしい、パンを食わえてすぐに飛んでいってしまう。4羽はひま〜と言う感じで1日じゅう遊びに来る。ま、来年があるさ、たくさん食べて体力をつけておけばいいのではないかな。
 ピーサンは この数日、1日に2度くらいしか来ない。窓に置いたオレンジジュースを飲みに来る「雛が孵ったころかな」と話し掛けるとテーブルまで来て「?」といった表情でこちらの顔を見つめる。つぶらな茶色の瞳がいきいきとしている。好きなはずの「干しぶどうパン」も少ししか食べない、季節によって食べ物が変わるらしい、青葉が茂って虫たちがいっぱい捕れるからかな。ぼちぼち、ひなが孵化するころだろう。今年の子供達を見せにくるのはいつになるのだろう。

5/25 すずめ達「ロクベエ」の内の誰かの子供は4羽が親と一緒に来るようになった。羽をさげて「ちょうだい」のポーズはすずめの親でなくとも餌を与えたくなる 。この子たちは「ホンペ」の孫の世代だ。とても警戒心が強く、カメラを構えると逃げてしまう。そんな子供を窓際において親はテーブルの上でパンの袋を見る。親の世代はよくなついているのに…。
 ところで「ピーサン」 は又どこかへ行ってしまった。去年は7月なかばに子供を連れてきていたのに、公園にもヒヨドリの姿が少なくなった。今年は早々と遠征してしまったのだろうか?そういえば、この前に来た時、テーブルに来てじっと顔をみていたなあ、ひよっとしてあれは別れの挨拶だったのだろうか。すずめっこクラブの「クラブ想い出写真館」の中のピーサンを見て歌を聞いていると、ちょっとセンチな気分…………。



5/31 2週間ぶりに「ピーサン」顔を出す。やれやれ、この気まぐれピーめ。心配させて…。干しぶどうパンの干しぶどうだけをほじり出して、喰わえて行ってしまう、と言うことは雛が孵ったのか?も知れない。

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