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なぜ?事務所の中は雀とひよどりの解放区!

3 ある日、疲れて事務所の中で寝ていた時、顔の辺りに風を感じて目を開けると、ピーサンがホバリングしてのぞき込んでいた。「どうしたの?」と心配してくれたのか、「干しぶどうパンがないよ」と請求したのか分らないけど、なんか嬉しかった。ヒヨドリのホバリング能力はすごいものがある。 こんなに凄い能力のヒヨドリも渡りをする時に見た凄惨な風景は今も忘れないこ。もう随分前のことですが秋、愛知県の伊良湖岬(いらこ又はいらご)はサシバの集団渡りで有名な所です。双眼鏡を持ったウオッチャーの集団がサシバより多いくらいの場所です。僕は師崎漁港から仕立舟で真鯛釣りに出かけていました。舟は伊良湖岬のすぐ近くのポイントで停まり釣りをしていました。そこへヒヨドリの大群が水面すれすれにあの独特の飛び方で現れました。ニュースで見るいなごのようでした。その真っ黒なかたまりに上空にいたサシバが突っ込んで行くのです。そのたびにヒヨドリの集団はちりじりになり、又集団にもどるというくり返しでした。何度目かに一羽のヒヨドリが捕まりました。サシバは空中でそれを食べながら長い渡りを続けるようです。同じ時期に渡る鳥どうしがこんな戦いを続けているのです。こんな場面を見たのは一度だけですが強い印象がありました。
 街に居着いたヒヨドリ達はこんな苦労が嫌になったのかも知れませんね。ピーサンがわがままをいう時、サシバの「ヒヨドリ弁当」にしちゃうぞと言うと「なに、それ?僕らは渡りなんかやめたもん」と言っているような表情をした。
※「西村@日本野鳥の会高知支部さん」より間違いを指摘して頂きました。サシバはヒヨドリを襲うことはめったになく、多分サシバの集団の下にいたハヤブサが襲ったのでしょう。と言う事です。なんせ僕は思い込みの激しいタイプですから間違えたようです。



  
  いただきまーす             これが好評の「ぶどうパン」

 7月30日、蝉がいっせいに鳴き出したら、ヒヨドリ達はあまり来なくなった、近くの徳川公園に蝉取りに行ったようだ。熊ゼミは大きすぎて苦手のようだが、あぶらゼミは食べごろの大きさのようで、空中戦で捕らえてバリッと音をたてて食べていた。空揚げみたいな味かなぁと想像した。


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