鳥のはなし TOP 1 2  3 4 5 6 7 8 9 10
  11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

15 9/ 23 ピーサン!元気でいるかな…。今日、公園に何羽かのヒヨドリが戻って来た。ピーサンも遠征を早めに切り上げて帰ってこないかな。
 ロクべエグループの子供達は 事務所の一番近くの街路樹にねぐらを決めた。親と同じ行動だ。だが彼等は知らない、この街路樹は来月あたりにまるぼうずにされてしまう。名古屋市は毎年、秋になり木々が紅葉する前に枝葉を切ってしまう。理由は車が落ち葉でスリップする、商店などから「掃除してもすぐ枯葉がたまって汚い」との苦情があるからだと言う。何のための街路樹か!馬鹿馬鹿しくて話にならない。ロクべエの子供達は親と同じように別な木にねぐらを捜すことになる。


左はロクべエの子供達のねぐらの木。もうすぐ切られてしまうのを彼等は知らない。

ロクべエグループの子供は 12羽のようだ。ロクべエ達親はどこかへ行ってしまった


9/ 30 台風21号去る。ロクべエグループの子供達は無事だったようだ。

兄ちゃんぼくも水が飲みたいよ…ロクべエグループの遅生まれのチビはこんなに小さい!


10/7 久し振りの好天気。今日3羽のひよどりが空高く飛んでいた。あんなに高空を飛ぶのは始めて見た。あれは遠くに目標がある飛び方だ。ひよどり達が遠征先からそろそろ帰って来るころだ。この辺りの公園にもひよどりの姿が多くなって来たのに…ピーサンはまだだろうな!多分どこかで来年の花嫁候補を捜しているのだろう???



10/11  近所の公園には帰って来たひよどりが増えて来た。2羽で居るのがほとんど…あーあ。家の?あいつらはいつになるのか?去年も今頃はこんな気持ちだった。早めに帰ってくればいいのに…まさか帰りの道中で「ハヤブサ」や「カラス」に襲われたりしていないだろうか!!などと憂鬱なこの頃。
10/20 今朝、雨の中高く飛ぶ鳥の群れがいた。ヒヨドリは独特の飛び方ですぐ分る。久し振りに見る大きな集団で22羽いた。西の上空から来て徳川公園の森の中に降りた。渡りから帰る途中なのか、ここに戻って来たのか、とすると…ピーサンは???
10/21 台風23号直撃!昨日夕方、「ロクべエグループ」の子供達「ロッコ」を部屋の中に保護すべきか迷う。4時半にいつもの夕食に来た。いきなり窓を閉めてしまえば閉じ込められる。台風から救ってやりたい。ここで死なせたら「ホンぺ」の母さんに申し訳ない。気持ちは乱れる、しかし台風で死ぬのならそれも運命、たかが人間が自然に逆らってどうする。5時、風雨が強くなってきたので迷いながら帰宅する。傘ごと吹き飛ばされそうになる。すずめ達との物語も今日で終わるのだなと眠れぬ一夜だった。
 朝、せめて彼等の遺骸をと、木の枝や落葉の吹き寄せらレれいる辺りを捜しながら出勤する。なにもなかった。事務所の窓を開け、呼んでみる。いた!バラバラと集まってくる可愛いやつら、あの一番遅生まれのおチビさんを含めて皆無事だったようだ。
  あの風雨の中で人間さえ吹き飛ばされそうなのに、たった20グラムの生き物がちゃんと生き延びる。昨日見た22羽のヒヨドリ達も台風から逃れて来たのだろう。自然の中に生きる者たちの素晴らしさを改めて思い知った。

台風なんてへっちゃらさ!

すずめ達の避難場所はこういう所だった。上は電線を覆う筒、下は山型のスレートの屋根材の▲の部分に入っていた。かしこ〜い。
 
 
前のページに戻る  続く