14 8/10 ピーサンは8月6日に一羽だけで挨拶にきた。テーブルの上に来たが急いでいる様子でなにか言った「…」。すぐに飛び去った、たぶん「またな!」と言ったのだろう。僕も別れを感じた。その後窓のオレンジジュースは減っていない…。
ピーサンが旅から戻って来るまではすずめ達親子が賑やかにしてくれるだろう。見ているとすずめの「子離れ」は厳しい。母鳥が一羽で来て、餌を食べている時、後から子供が来て「あ、母ちゃんエサちょうだい」と寄っていったら母鳥はキッと睨み付けた。子供は開けていた嘴をゆっくり閉じ、羽も元に戻して「フリーズ」した。そのまましばらく動かなかった。もう母鳥からエサは貰えない時期がきた事を知ったのだろう。その後母鳥を見てもエサをねだることはなかったし、近寄らなかった。これが父親となると少し違うようで、父鳥がいる時に子供が来た。「あ、父ちゃん」と肩が触れあう程の場所に降りた。父鳥も「おう、おまえか」という感じで仲良く並んでエサを食べていた。父と子は友だち感覚で、母と子は全くの他人として生きていくのだろう。
今日、シジュウカラの群れが公園にいた。 例年より早く戻って来たようだ。ふつう真夏には見かけない。秋口に山から降りて来るはずなのだが、今年は秋が早いのかも知れない…。
8/19 この辺りのヒヨドリはほとんど旅に出たようだ。近くの公園に取り残されたのは二組の親子だけ。子供の成長を待っているのだろう。どの辺りにまで出かけるのか?
ピーサン達が居なくなって 寂しいが、すずめのロクべエグループは一番弱虫だった「ロクべエの6」に子供が出来たようで、パン頂戴と一日中来る。ちょっといたずらでオオルリの模型を置いてみたら、驚いたのは一瞬ですぐに見破った。これでは案山子も役に立たないだろう。「ロクべエの6」は兄弟の中で一番最後に連れ合いが見つかったようで、パンを喰わえて忙しそうに帰って行く。そのうちに子供を連れて来るだろう。
すずめは「丸い」!?。
「ロクべエの6」の特長は首から腹にかけての少し曲がった黒い柄とほっぺの柄、「ロクべエ」と呼ぶとチッと返事をすること。兄弟の中で一番なついている。
8/29 久し振りに日曜出勤。ピーサン家以外のヒヨドリの幼い雛が覗く。ピーサンがいた頃は追い払われていた親子らしい。近くの公園にはヒヨドリがわずかしかいない。
先々週は 愛知県の一番山奥の矢作川に鮎釣りに行っていた。そこには楽しそうに遊ぶヒヨドリが十数羽いた。畑の野菜を突っ突いたり、低い潅木の間で木の実?を食べていた。そうか、こんなふうに、夏を過ごしているのか。ここでずっつと暮らしているのか都会から来たのかは分らないがピーサン一家もこんな風に過ごしているのだろう…。それにしても、8月から翌1月までなんて長過ぎるよ、早めに帰って来るといいな……。

ピーサン家以外の子供、いまごろこんな大きさでは苦労する。
9/1 おチビさんが覗く…。この子はピーサンがよほど恐いのか、びくびくしながら来る。何しろここはピーサンの縄張りだから、見つかったらどこまでも追い掛けられる。もうピーサンは旅に出たし、直接は合っていないはずだが、親の態度を見てそう思うのだろう。この子は公園に取り残され二組の内のどちらかだろう。夕方電線で心細気に鳴いている。ジュースを一口飲んで、パンをひとつ食べて行ってしまう。気がつけばいつのまにかセミも居なくなった。秋に街に居て食べ物は大丈夫なのか心配になる。ピーサンが始めてここに来たのもこんな大きさだった。そう、君もすずめの後をついていれば食べ物は何とかなるのだよ。
9/3 「ロクべエの6」の子供。「6の1」と「6の2」。おんぶしているように見える。実は後ろの餌台に乗ってるのです。よく太ってとても健康的だ。毎日来ていた親の「ロクべエの6」も子供が独立して安心したのか、先にどこかへ行った兄弟達を追っていなくなった。

9/8 台風18号去る。この地域は大きな被害は無いようだが強風で窓から吹き飛ばされていったすずめの子供はどうなったのか?「ヒャ−」と悲鳴が聞こえた。すずめの数がずいぶん減ったような気がする。公園の周囲の草むらなどを注意して見るが子供ばかりが残されて、親の世代は田んぼへ行ったようだ。
こちらも取り残された「おチビさん 」まだ首の周りには産毛が残っている。遅く生まれて仲間はどこかへ行ってしまった。親も居なくなったようだし、心細気だ。ピーサンのようにすずめの仲間に入れて貰えるといいのだが…。
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